Webデザイン
2026年4月7日 / WEBSAURS
スマホで無料ホームページ作成!おすすめアプリの選び方
実際にいくつかのアプリを試してきたWebデザイナーが、良かった点も正直しんどかった点も、包み隠さずお伝えします。
「スマホだけでホームページって、本当に作れるの?」
そう思って検索している方、多いんじゃないでしょうか。
実は私も最初、半信半疑でした。
WebデザイナーとしてPCでの制作には慣れているけれど、スマホで同じことができるのかどうか、正直なところを知りたくて、実際にいくつかのアプリを試してみました。
「どのアプリを選べばいいかわからない」「無料で広告なしは本当に可能なの?」「HTMLは必要なの?」という疑問に、できるだけ正直にお答えします。
記事を読み終わるころには、自分に合ったアプリの選び方がわかって、今日からでも作成をスタートできる状態になっているはずです。
スマホで無料ホームページ作成におすすめのアプリ・サービス
ホームページを自分で作成できるソフト・アプリおすすめ5選
スマホでホームページを作成できるアプリは、思っているより種類があります。
ここでは実際に使ってみた中から、個人でも使いやすいものを5つ厳選しました。
① Wix(ウィックス)
操作感でいうと、Wixはスマホアプリの中でも群を抜いて直感的でした。
ドラッグ&ドロップでパーツを動かせて、「あ、これは楽しいな」と素直に思えた数少ないアプリです。
無料プランでも十分なデザインのホームページが作れます。
ただし、無料プランではWixのサブドメイン(〇〇.wixsite.com)になる点は覚えておいてください。
日本語にも対応していて、趣味から個人ビジネスまで幅広く使えます。
② Jimdo(ジンドゥー)
Jimdoはとにかくシンプルです。
「難しいことはいいから、とにかくページを作りたい」という個人の方に向いています。
AIを使った自動作成機能もあって、いくつかの質問に答えるだけでホームページの骨格を作ってくれます。
趣味のページや自己紹介ページなら、無料プランでも十分に使える印象でした。
③ STUDIO(スタジオ)
デザインにこだわりたい人向けのサービスです。
無料プランでも公開まで可能で、デザインの自由度がかなり高い。
ただ、操作に慣れるまで少し時間がかかりました。
「ここの設定、どこにあるんだろう…」と迷ったことが正直あります。
初めてホームページを作る方より、ある程度デザインに興味がある方に向いています。
④ Googleサイト
これは知らなかった方も多いんじゃないでしょうか。
Googleアカウントさえあれば、完全無料かつ広告なしでホームページを作れるサービスです。
デザインの自由度は他と比べると低めですが、Googleドキュメントに近い感覚で使えるので、直感的に操作できます。
「とにかく無料で広告なし」を優先するなら、現時点でGoogleサイトが最有力候補です。
⑤ Amebaブログ/FC2
厳密にはブログサービスですが、ホームページのように使っている個人の方もたくさんいます。
趣味の記録や日記的なコンテンツを発信したいなら、これで十分なケースも多い。
完全無料で始められて、スマホアプリも使いやすい。
ただ、「ホームページらしい見た目」を求めるなら、他のサービスの方が向いています。
ホームページを個人の趣味でも無料で作れる?実態を解説
結論から言うと、「作れます。ただし、条件があります。」
これが正直なところです。
無料プランでできること・できないこと
多くのサービスは無料プランを用意していますが、以下の制限がつくことがほとんどです。
- 独自ドメイン(〇〇.com など)は使えず、サービス名が入ったURLになる
- 広告が自動的に表示される場合がある(Googleサイトは例外)
- 使えるページ数や容量に上限がある
- サポートが有料プランより手薄になる
「無料で作れる」はデザインだけの話かもしれない
ここは、多くの記事が触れない部分なので、正直にお伝えします。
アプリを使えば、ホームページのデザイン(レイアウト)は無料で、感覚的に作れます。
ただ、「作った」と「Googleの検索結果に表示される」は、まったく別の話です。
Googleにサイトを認識してもらうには、インデックス登録という作業が必要です。
Google Search Consoleへの登録・サイトマップの送信・ページの構造設定など、デザイン作業とは別のステップが発生します。
これらは無料でできる作業ではありますが、「知識がないとそもそも何をすればいいかわからない」という壁があります。
さらに言うと、インデックスされたとしても、SEO(検索エンジン最適化:つまり、作ったサイトが検索結果の上位に表示される)はデザインとはまったく別のスキルです。
見た目がきれいなページを作ることと、Googleに評価されるページを作ることは、やることが根本的に違います。
情報源:Google Search Central「インデックス登録について」(https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/overview-google-crawlers)
趣味レベルなら無料で十分なことも多い
趣味の写真を載せたい、自己紹介ページを作りたい、地域のサークル活動を発信したい。
こういった用途であれば、無料プランで十分なことは多いです。
「無料だと本格的に見えないんじゃ…」と心配する方もいますが、今のサービスはデザインの質が高いので、無料プランでもきちんとしたページが作れます。
推測:独自ドメインへのこだわりがなければ、個人の趣味利用では無料プランを使い続けている方も相当数いると考えられます。
無料でできるスマホのホームページ作成、実際に試してわかったこと
スマホでホームページ作成をHTMLで行う方法とその限界
「HTMLで自分だけのホームページを作りたい」という気持ち、Webデザイナーとしてはすごくわかります。
実際にスマホでHTMLを書いてみました。
結論から言うと、できなくはないけど、かなり大変でした。
スマホでHTMLを書くのに必要な3つのもの
スマホでHTMLを使ってホームページを作成しようとすると、最低限これだけが必要になります。
- コードエディタアプリ:スマホ用のHTMLエディタとして「Dcoder」「Acode」などがあります。文字を打つこと自体はできますが、PCのキーボードと比べると圧倒的に打ちにくいです。タグの閉じ忘れを後から探すのが、地味につらかったです。
- FTPアプリ:書いたHTMLファイルをサーバーにアップロードするために必要です。「FTP Disk」などのアプリがありますが、サーバーの設定情報を入力する作業はスマホでやるには小画面すぎると感じました。
- ホスティングサービス:ファイルを公開するためのサーバーです。GitHub PagesやNetlifyなど無料で使えるサービスがありますが、これらの設定をスマホだけでやろうとすると、かなりの根気が必要です。
スマホでのHTMLは、正直おすすめしません
試してみてわかったことを、率直にお伝えします。
スマホでHTMLを書くのは、「できる」と「快適にできる」は全然違います。
小さな画面でコードを見ながら修正して、アップして確認して…この繰り返しが、思っていた以上に消耗します。
HTMLは、PCで作業してこそ本来の力を発揮するものだと再確認しました。
HTMLが輝くのはPCでの静的サイト制作
PCで作業する場合、HTMLは静的サイトを作るのに向いています。
ポートフォリオサイト、企業の簡易的な紹介ページ、個人の作品集など、更新頻度が高くなく、シンプルな構成のサイトであればHTMLとCSSだけで十分にきれいなものが作れます。
HTMLに興味がある方は、まずPCでの学習から始めることをおすすめします。
スマホではアプリを活用して、HTMLはPCで学ぶ。この使い分けが、結果的に一番スムーズな進め方です。
無料で広告なしのホームページは作れる?正直に答えます
この質問、かなり多いと思うので正直にお答えします。
「無料で広告なし」は、条件付きで実現できます。
現時点で無料かつ広告なしで使えるのは、Googleサイトが代表的です。
広告なしで使えるサービス
Googleアカウントがあればすぐ始められて、表示される広告もなく、完全に無料で使い続けられます。
デザインの自由度は限られますが、「広告なし・無料」を最優先にするなら選択肢として最有力です。
情報源:Google Sites ヘルプページ(https://support.google.com/sites)
多くの無料サービスは広告が入る
WixやJimdoなどの多くのサービスは、無料プランでは広告が表示されます。
「サービス名のバナーが下部に出る」「powered by ○○というロゴが入る」といった形です。
実際に無料プランのまま公開してみたことがあるのですが、思ったより広告が目立ちました。
趣味のページなら気にならないかもしれませんが、お店の集客に使いたい場合は気になるレベルだと感じました。
有料プランで広告を消す選択肢
広告を消したい場合は、有料プランへのアップグレードが必要なサービスがほとんどです。
Wixであれば月額プランに移行することで広告なし・独自ドメインが使えるようになります。
「最初は無料で試して、本格的に使うなら有料に」というステップアップが現実的な流れです。
「無料」の範囲はどこまでか、整理しておく
ここまでの話をまとめると、こういうことです。
- デザインを作るだけなら、無料でできる
- Googleにインデックスされる(検索結果に出る)ようにするには、別の作業が必要
- SEOで上位を狙うには、さらに専門的な知識が必要
「無料でホームページが作れる」というのは、あくまでデザインが無料でできるという意味です。
検索で人を集めるところまでを「無料」と考えると、実際にはそこに一番労力とスキルがかかります。
これは、アプリやサービスがダメということではありません。
ただ、「作っただけでは誰にも見てもらえない」という現実を、知っておいてほしいのです。
ホームページを無料で作成するならスマホアプリのおすすめはこれ【まとめ】
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
最後に、読んだだけで終わらないよう、状況別の選び方を整理しておきます。
「デザインは作れた。でも、ここからどうすれば検索に出るの?」
この壁にぶつかる方が、実はとても多いです。
SEOは、デザインとはまったく別のスキルです。
見出しタグの使い方、メタ情報の設定、ページ構造の最適化、内部リンクの考え方…。
こういったことは、アプリの操作方法を覚えるだけでは身につきません。
Webデザイナーがサイト制作でどんなことを考えているか、その視点を体系的に学びたい方には、簡単な専門書を一冊手買ってみるのもいいかもしれません。
とにかく無料で広告なしにしたい方 → Googleサイト
- デザインの自由度より「無料・広告なし・簡単」を優先するなら、現時点で最もおすすめ
デザインにこだわって個人ページを作りたい方 → Wix
- 操作感がよく、デザインの質も高い。趣味から始めるには入りやすいサービス
シンプルに趣味の発信をしたい方 → Jimdo または Ameba
- 「難しいことはいいから、とにかく作ってみたい」という方に向いている
HTMLに興味があってゼロから学びたい方 → まずPCで学習を
- スマホでのHTML作業は現実的に大変。PCで基礎を学んでから静的サイトを作る流れが最短
スマホ1台でここまでできるようになった時代、道具の選び方さえ間違えなければ、個人でもしっかりしたホームページは作れます。
「難しそう」と思って踏み出せずにいた方が、この記事を読んで一歩前に進めたなら、それが一番うれしいです。
最初の1ページを公開した瞬間の達成感は、やってみた人にしかわかりません。